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KEEP Friday, June 9, 2000



肝臓のお話(あたしが病院に通い始めたわけ)
文鳥を何羽も育てていると、なんとなくこのくらいの時期にはこうなる...というのが、感覚でわかるようになります。今回育てた3羽のヒナはアルビノということもあって、病気がちなシナモンよりもっと難しいんだろうなとそれなりに覚悟はしていました。
 みんな食欲は旺盛で、差し餌をよく食べてよく寝る子だったのですが......。
飼い始めて9日目の夜、3羽のうち一番食欲のあった文鳥が、急に小刻みな痙攣を始めたかと思うと、大きく首を繰り食べた餌を全部書き戻してしまいました。そのあと餌も水も何も受け付けなくなり、10日目の早朝に、病院に間に合うことなく亡くなってしまいました。
 他の2羽も気になるので、無くなった子も一緒に病院で診ていただこうと、ヒナを包むためにひっくり返してみたところ、肝臓が大きくふくれてお腹の2/3を占めていたんです。左下には肝臓に押された腸が大きく窮屈そうに盛り上がっていました。

◆お腹の羽毛を濡らして

かき分けて見てみましょう◆
あまり見えない肝臓/良好
気になる肝臓/要注意
大きい肝臓/肝臓障害
 胸の下から2mm程度に見えます。このわずかに見えている肝臓の色がレバー色であれば健康な肝臓と言えると思います。

異常な色/黒ずんだ青など
 これまで肝臓が小さかったのに、急に大きくなってきたら要注意です。
 なにか病気のせいで下腹部が張っているときは、肝臓も上に押し上げられるので本当の大きさがわかりにくいです。空腹時には腸が空になり、下腹部の張りが緩和されて肝臓も本来の大きさで見えやすいので、朝起きたときなどにチェックすると良いと思います。
 この大きさになると他になにか悪いところが無くても、鳥を診られる獣医さんにかかった方が良いと思います。あたしのような例もあるように、突然死んでしまうこともあるからです。投薬で完治することもあるようです。
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6月21日

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向かって左から園児さん、
パールヴァティ、サラスヴァティの3羽。

まだ小さなヒナだったので、病気のことは頭になく、丈夫に育てようとしか思っていませんでした。
6月23日

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園児さんに比べて小さな2羽が成長遅いなぁ...とは感じていましたが、文鳥の兄弟の上下ではこのくらいの差があってもおかしくないので、あとを追うようにして大きくなってくれるだろうと思っていました。
6月26日

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園児さんは好奇心が出てきて動き回り始めました。あとの2羽は寝ていることが多いです。でもアルビノだし、身体も小さいからつかれやすいのかな、と思っていました。内蔵に特に菌はいなかったので、体重も日ごとにちゃんと増えていっていました。
6月29日

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この日の夜に急変しました。奥が亡くなったパールヴァティです。首の羽軸がはじけることなく命が終わってしまいました。

6月30日に診察していただいたところ、肝臓障害で亡くなったということでした。こういうケースで元気だった鳥が突然亡くなることはよくあることなのだそうです。
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あとの2羽は現在6月7日も通院中です。園児さんは一週間の投薬で肝臓の大きさも小さくなりました。サラスヴァティは同じように投薬したにもかかわらず、肝臓が大きくなってきました。お薬あげなければパールヴァティのように、もう死んでいたに違いありません。

 肝臓障害があると、生えてくる羽がおかしくなります。ピッタリきれいに形の整った羽毛ではなくて、よれよれな感じの羽毛だったり、換羽が始まってもなかなか終わらなかったりします。中にはヒナの時から7年間ずっと換羽が来ない文鳥もいます。
 飼っている文鳥さんのお腹をひっくりかえして肝臓をみてください。普段からなにか症状が現れていなくても、肝臓が大きい子にはけっして人間の食べ物を与えないなど、健康な文鳥以上に配慮してあげて欲しいと思います。

 世の中には肝臓が生まれつき悪い子もいることは知っていたのですが、健康そうなまま、いきなり死んでしまうなんて思ってもみませんでした。--------続く