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とても怒りっぽいんですけれど
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仕事で帰宅が遅いからか、文鳥のきげんがとても悪く、ちょっとしたことで怒って噛みついてきます。もちろんまだ換羽期ではありません。遊んであげる時間は帰宅が6時ごろだったときと同じ30分間なので、短くなったとかそういうことはありません。これは帰宅が遅い(10時くらいです)ことでストレスがたまり、私に怒っているのでしょうか。 |
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ストレス物質が過剰になり興奮しやすい状態になっているのだと思います。病気ではないと仮定すると、たぶん睡眠不足による自律神経の乱れが原因だと思います。
「ストレスをためる」というような言葉をよく耳にしますが、ストレスを作らなければよいというわけではありません。ストレスは脈拍を上げ筋肉を緊張させて、身体に「やるぞ」という気持ちを起こさせる大切な物質です。たとえば私たちが夜道を歩いているときにうしろを誰かがついてくると、それだけで緊張してしまい脈拍が上がりドキドキします。強盗で刃物を持っていたらどうしよう、痴漢だったらどうしよう、とりあえず小走りに走って様子を見てみよう。それで追いかけられたらあのコンビニまでダッシュしよう...。こういう気持ちにさせるのがストレス物質の仕事なのです。 |
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ストレス物質は攻撃の準備もします。動物が獲物を捕まえるときや戦うときも、ストレス物質が身体が支配します。このように「ストレス」は生き続けていくために、力を発揮させようとする大切な物質なのです。
少しの刺激で怒って噛みつく文鳥は、始終このような状態にあるのです。とはいっても「周囲がうるさいわけでもないし、怖い物が置いてあるなんてこともない。ストレスの原因なんかなさそうなのに」と言われるかたもいらっしゃると思います。しかしそうではありません。ストレスホルモンは本人の気持ちに関係なく体内で作り続けられているのです。 |
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嫌なことがあるためのストレスはそれを片づける、取り除くなど解決することで解消できますが、無意識からうまれてくるこのストレスは、原因が「生きていること」ですから解決しようがありません。極論を言えば「死ななきゃ治らない」ということです。
でも実際はそんなことにはなってはいません。1日のうちにストレス物質が出なくなる時間があります。就寝中です。睡眠によってストレス物質が身体の中から消えてしまうと、身体の補修などの自然治癒や成長、代謝や免疫能力の機能回復など、生き物にとってたいへん重要な意味を持つさまざまなホルモン物質が出てきます。睡眠は回復の泉に全身を浸らせるような、気持ちよくもたいへんありがたい日常の行為だったのです。健康で長生きさせたい場合、大きく強く育ちたい場合は、充実した睡眠をとることが一番なのです。 |
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飼い主にも慣れていて幸せなはずなのに、怒ってばかりいる文鳥は、睡眠が阻害されてストレス物質が出続けていることが原因のひとつとして考えられます。また、文鳥は鳥なので体内時計の正確さははるかに人間以上だと思います。生活時間と体内時計のズレも自律神経(交感神経&副交感神経)の失調を招いていると思われます。
怒りっぽい文鳥を優しくするには、日の入りあたりから睡眠をきちんととらせることです。もちろんペットとして可愛がっているのですから、時間的に無理なものはしかたないです。けれども文鳥が怒りっぽくなっているのは、文鳥のせいではないことだけは理解しておいてあげましょう。
※病気によって自律神経が失調をきたしていることも考えられます。
睡眠中のストレス要因
●電灯、街灯、クルマのライトなどのあかり
●テレビや話し声などの音
●他の生き物の気配
●寒さ、暑さなどの温度
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