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8月13日:夜のスラバヤ市内に到着する  8月14日:スラバヤ港見学&マラン市へ  8月15日:ジョグジャカルタへ国内線で

8月16日:ジョグジャカルタを周遊する  8月17日:ガルーダ航空でジャカルタへ  8月18日:ジャカルタ見学&帰国の途へ

 2006年08月14日 スラバヤ港見学&マラン市へ

 インドネシア最初の朝はスラバヤで目覚める。あたしは白文鳥だからもちろん目覚めはとても良い。りんだも目覚ましなくても明るくなったら目覚めるから、起こさなくでも平気。出発の準備を整えて、2人でお部屋でぼーっとしてると、お友だちが部屋の前まで迎えに来てくれた。朝ご飯だ!!かなりイケてるメニューいっぱいのビュッフェスタイルの朝食。種類がいろいろあって全部おいしそうなんだけど、そんなに食べられないから和風&洋物はパス。りんだはインドネシアの雰囲気の物だけをチョイスしている。
 このホテルは中華系だからか、お料理の味付けは上品な広東料理に近い感じ。たぶん日本人のだれもが普通に美味しく食べられます。

 朝食のあと、りんだたちは本に使うスラバヤ港の写真を撮りに行くことに。スラバヤ港は、その昔(江戸後期だったけ)、文鳥が日本に向けて輸出された港なので「この港からドナドナ〜されたんだな」という写真を撮りたかったらしい。ドナドナってねー、あたしたち牛じゃないのよっ。

 タクシーで連れて行かれたのは船着き場。しかしイメージ違ったので(ここから中に入って切符買って乗船します的な、大きな建物が前に立ちはだかり、海や船が見えなかった)暑い中をしばらく海が見えそうな場所を目指して歩いてみました。あった、あった、ちょっと海が覗いている。船もある。一般に港とイメージするような風情はないけれど、実際にここから文鳥が積み荷となったんだと思えるような現実感たっぷりの場所でした。(ここは本に掲載)


 さて今日はスラバヤの避暑地「マラン」に行く日です。マランへの道はタクシーか汽車になるわけですが、お友だちが従業員に聞いてくれたところ、まだ10時だというのに今日の列車はもうないという返事。タクシーで行くことになりました。しかし遠すぎるというか100キロで走っても2〜3時間かかるので、片道分の料金の50%を追加されました(ドライバーの帰りのガソリン運転代)。わかってるって。文鳥の報告があった「マラン」だもんね、どうやってでも行くんだよね?

 途中、大雨で泥水に浸かったままの広大な平地(家や田畑が泥の中に埋もれている)を両側に見ながら、マラン市への道をタクシーは走り続けました。通っている道自体も土砂や泥に埋もれてしまっていたようですが、国連部隊がやってきて、インドネシアではなかなかみられない仕事の速さで、どんどん土砂を片付けて道路を確保していました。

 着いたマランはとても素敵なところ。ダラダラと路上でしている人をあまり見かけません。近々ある独立記念日のパレード(軍隊の行進)の練習を大人も子供も真剣にやっていました。ここの人々はとても真面目なように見えました。

 ホテルはドライバーが勝手にエントランスに付けてくれた場所に決定。「HOTEL TUGU」 りんだが日本でweb探してチェックしてた場所です。でも値段が高かったので躊躇してたんだよね。

 「空いているお部屋ありますか?」フロントで聞いてみるとあるとの返事。そして本当は120ドルするけれど、ルピアで払えるなら600,000ルピアぐらいにしてあげよう(半額近くになっている)という。即決。でも部屋に入って見てみなければ、価値なんかわからない。安くしておいてぼろい部屋に泊まらされるかも知れないのだ。しかし・・・お部屋はめちゃきれいでした。幸運だね。

 ウェルカムドリンク(生姜の入ったジュース)を飲んで疲れが癒されたあと、ホテルの側にあるパサール ブルン(鳥市)に行きました。張り巡らされた起伏の多いダンジョンのような土地に建つパサール ブルン。側には同様の規模の花市もあったり、熱帯魚屋さんがあったりして、生き物好きの人間には見応え十分。

 白文鳥も青い鳥カゴに入って売られていました(本に掲載)。しかしノーマル文鳥は幼鳥は3羽ほどしか見かけず、このマランには野生文鳥は居ないのだろうかと不安になってしまいました。
 
 そうなんですよー、りんだが日本で見つけた「マランの市役所で文鳥を見た」というインドネシアの新聞記事ひとつが情報源なのです。それを便りにまったく知らない、町の地図もない、遠い遠い辺境の地におともだちを連れてきてしまったんです。ここで白状するとマラン「malang」の意味はインドネシア語で「忌まわしい」。そしてここはバリ島爆弾テロのアルカイダのアジトがあった山の麓の町です。これで文鳥がいなかったら、いや悪夢のドラマが展開されてしまったら・・・と、りんだの思考は固まります。

 しかしホテルに戻っておいしい午後のお茶とお菓子をいただいて、夕食を終える頃にはすっかり幸せな気分になっていた模様。
 思考も逆転してしまい、本物の文鳥のいる土地で死ねたら本望だと考えはじめているらしい。「ここが文鳥のメッカだ、会えなくてもいいから訪れたくなるジャワ島。この気持ち、巡礼に来ていると考えられなくもない。」りんだ、いつからイスラム教的発想をするようになったのよ。断食なんてぜったいできないくせに!!

 お友だちとデザート代わりにマルキサをむさぼって(ビタミン補給にとてもいい!!)お風呂には入って今日はおしまい。明日は文鳥を探しますよっ!! 

<画像はクリックすれば大きくなるよ、ちょっとだけ>

▲ナシゴレンは外せないのよ…とりんだ。サンバル(唐辛子ソース)をつけて、から〜くしていただきます!


▲広く大きなロビーはつやつやピカピカ。スラバヤ市の中でいちばん贅沢な空間のような気が…。


▲これがスラバヤの船乗り場。近代的。ここからはまったく海が見えないので、りんだたちは歩いて商業船のエリアまで行って、ココに入っちゃダメだ!と、真剣に怒られてました。ごめんなさい〜〜!!


▲港で働く人のための食べ物屋さん。食べ物を売るときのおばちゃんは優しい。りんだもお菓子屋さんとパン屋さんで勤めていたおばちゃんだ。え、働いてたのは20歳前後だったって? んな細かいことどーでもいいじゃん。


▲廃墟よ、廃墟!廃墟マニア垂涎。街の真ん中に無造作にこんな物が置きっぱなしです。周囲には古い絨毯屋さんがいっぱいあったんだけど、これってマジ「東インド会社」の名残よね。感動。

▲スラバヤ市からタクシーでマラン市にむかう。赤い屋根の建物はジャワ島らしい風景です。でも赤い屋根はオランダ植民地時代の名残です。ビルディングはダメよね。名残って何かいいぞ。

▲タクシーで高速乗る度に運転手からお金を多めに取られるので、証拠写真を撮ってみるりんだ。かといってドライバーに「高いよ」とは言わない。密かに確認しつつ、正規料金しか取らなかったドライバーさんにはチップ大盛りだっ!

▲大雨で土砂崩れになり、通行止めかも知れないと、ネット友人に教えてもらっていたマランへの道。土砂崩れどころか周囲一帯水浸しで、家も田畑も泥の中。みなさん無事だったのかな。復興してることを願います。

▲マラン市着。このあたりで、とドライバーに伝えると、そのあたりでいちばん高価なホテルの正面に付けてくれました、オイオイ(汗)。

▲お掃除がキッチリされてて、インドネシアらしく、かつ、すっごくクリーンなところでした。あたしだけこのお部屋に置いてってくれないかなぁ〜。

▲川を挟んで日当たりの良い高台には、オモチャのようなきれいな家がたくさん。みんな鳥さん飼ってるかな?

▲川を挟んだ逆側は古い家がたくさん。鳥市場もこのあたり。大きな木が見えるでしょ。菩提樹ですよたぶん。

▲小さな町全体が「鳥市場」になっている感じ。四方八方に鳥カゴの並んだ小道が延びている。RPGゲームの主人公になったようだとにやけるりんだ。

▲毎日こんなところで暮らせたらなぁ…としみじみ考えているらしい。あんたのパラダイスですか。日本の文鳥たちはどうするんですか。

▲いろんな形の鳥カゴがあるけれど、持ち物はできるだけ少なくしたいというりんだは見るだけ。

▲きれいなこの鳥さんは、まだ子供です。おじさんにさし餌(ミミズ)もらってました。懐いてましたよ。

▲鳥市場の奥に魚市場発見!!他に花市もあります。鳥&花&観賞魚、りんだたちの好きな物が揃ってます。

▲50円のラムネ菓子のように売られている熱帯魚(ベタ)。ベタは肺呼吸もできるので閉じられた空間でも平気。


▲りんだは透明好きでもあるので、ガラスと熱帯魚にうっとり。

▲もうなんといっていいか、全部ベタ。お店の人のfetishismを感じるよ。

▲ホテルの夕食はナシゴレンとアヤムゲレン(焼き飯と焼き鳥)のセット。
インドネシアに来ました!って感じよね。鳥の国インドネシア万歳!!

▲おともだちが狂喜乱舞するフルーツ「マルキサ」パッションフルーツと同じ時計草の仲間だけど、色や味はぜんぜん違う。マルキサは酸っぱくないです。産地によっても違うらしい。

▲夜になったらウェルカムフラワーもお部屋に届いていました。りんだの大好きな「スダップマラン」(月下香・チューベローズ)。

▲ウェルカムフルーツと記念撮影したのは「ラーくん」(miyakoさん作品/ありがとうございました♪)一緒にインドネシアに来ましたよ。ラーくんはりんだのお守り係です。この写真はのちにマグカップのデザインに♪

▲アメニティも整ったバスルーム。電話もあって「ここでのんびりしたら気持ちいいだろうなぁ〜」と白文鳥のあたしでさえ思っちゃったよ。

▲おやすみなさい。マランの夜。